2.2/2.2.1 版の既知の障害

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フジワラ

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May 15, 2012, 11:26:20 AM5/15/12
to mercur...@googlegroups.com
藤原です。

2.2 版で導入された commit コマンドの --amend オプションには、多く
の方が期待していたようですが、現在以下のような障害が報告されていま
す。

    名前付きブランチ上で --amend 付きで commit した場合、ブランチ
    名が破棄されてしまい、default ブランチ上のリビジョンになってし
    まう

    http://bz.selenic.com/show_bug.cgi?id=3431

--amend 付き commit には、コミットログ等のメタデータ改変以外にも、
『作業領域中の未コミット変更の取り込み』がデフォルト挙動に含まれて
います。

どうやら --amend 機能の作者の主眼は『コミットログの書き換え』より
も『取り込み損ねた修正の取り込み』にあるらしく、上記の障害は『作業
領域中に未コミット変更が無い』場合のルートでのみ発生する模様です。

# つまりはテスト考慮漏れですね (^ ^;;)

作業領域中に未コミット変更が『有る』場合でも、ファイルパターン指定
や -X 等による除外で、取り込み対象となる変更が無い場合は、同様にブ
ランチ名情報が失われますので、注意してください。

『feature branch 上で修正作業を実施』というワークフローがメインの
方は、次版リリースまでは --amend の利用は控えた方が良いでしょう。

現行版には、cointoss1973 氏からも本 ML への報告があった
pretxnchangegroup フック絡みのデグレードもあるため、来月を待たずに
2.2.2 がリリースされるような噂もあるみたいですが……

http://www.selenic.com/pipermail/mercurial-devel/2012-May/039932.html

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