こんにちは。Usagi Project の Katz です。
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■ 花見中継録画とハイライト
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さて、
http://www.ustream.tv/recorded/5948288
に、花見中継を仕切りなおしてアップロードし直しました。計2時間です。
そして、Ustreamの機能を勉強するついでに、OSC Nagoya のお手伝いということで・・・
Ustreamの「ハイライト機能」を使って、昨日の花見の2箇所をピックアップしてみました。
● 「ハイライト・乾杯」
http://www.ustream.tv/recorded/5948288/highlight/62418
● 「ハイライト・『名古屋オープンソースは常滑線』理論」
http://www.ustream.tv/recorded/5948288/highlight/62430
2時間見っぱなしが嫌だという人。
他にも、「ここの部分をハイライトにして欲しい」という方がいらっしゃいましたら、先着3名で、3日以内にリクエストしてくださいましたら、ハイライト作ります〜。
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■ 技術的まとめと反省:ネットの帯域の重要性
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さて、技術的な反省です。
● 【結論】屋外での中継は、入念なテストが必要
予想通りだったと言うか・・・モバイルでのUst配信は厳しいと言うことが分かりました。
WiMAXであっても、場所によって、電波の状況がかなり変わりました。
SPEEDTEST.NET で良い数字が出たとしても、結局は数十秒のテストです。
しかし、UST配信は、数十分〜数時間、ずっと、安定したアップ帯域が必要です。
ですので、本当に失敗したくないUST屋外中継をされたい方は、テストでも、その場所で、1時間ぐらいの配信テストをされてもいいかもしれません。
その他は際立った問題は有りませんでした。
他に気を付けること。
カメラの画質はどうでもいいですが、音声をしっかりすることが大切です。
UST配信は、ネットの帯域と、音声をしっかりすることが重要になってくるのではないかなと思います。
● 帯域の参考
http://speedtest.net/
で、Ustのサーバーがある、Los Angeles を選んで下さい(ソフトバンクの本格参入でサーバーが国内に出来るかも・・・)
そこで、私の三重県四日市市の自宅からは、数回のテストで、平均、下り4.8Mbps、上り4.0Mbps という数字が出ました。
そこで、 Ustream Producer Pro の
「High SD Quality 4:3 (500kbps @ 30fps AAC 44.1Khz Steteo)」
配信設定で配信して、問題がありませんでした。
● 勝手にUST帯域方程式
ここからは、私の勝手な推論ですが、「エンコード bps x 5」ぐらいのUp帯域が必要ではないかと思います。
今日の再放送の設定では「500kbps」でしたので、500 x 5 = 2.5Mbps ぐらいの帯域は念のために取っておいた方がいいかもしれません。
ここで、重要なのは下りの速度ではなく「上り」の速度であることを忘れないで下さい。
UST Producer のプリセットで 最低画質は 200kbps となっています。
しかし、テスト配信をしていると、Ustream Producer Pro の統計を観ていると、瞬間的に500kbps ぐらい使っています。
私の某社のデータ通信で
http://speedtest.net/
を使い、ロサンゼルスまでのテストをしたところ、下りが 2Mbps ありましたが、上りは 200kbps しかありませんでした。
その回線でテストしましたが、UST Producer では、200kbps と書いてあるけれども、瞬間的に 500kbps ぐらいの速度を要求するために、中継は数分で落ちてしまいました。しかし数分持ちますけれどね・・・。
同じ回線を使って、ブラウジングしている方を考慮に入れて、その瞬間 500kbps x 2 = 1MB。
ということで、「USTのプリセットの値 x 5」という私の公式ができました。
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■ ソフトウエア的なまとめ
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えーと、Katz河合さんが、Twitterでつぶやかれていたことに便乗して、今回参加させていただきました。
正直なところ、私のメインの職業が映像関係で、実は、今月 UST 配信を予定していまして、そのテストを兼ねて行いたかったというのもあります。
しかし、企画書で述べさせてもらった通り、東京ばかりで UST イベントが盛り上がっているので、東海地方のみんなでも、是非盛り上がりましょう・・・という思いと、東海地方のOSSを、USTを使って、東京に負けないぐらい盛り上げて行こうと思っていきたいとおもいます。
USTが皆に注目され始めてきました。
USTが皆に注目されてきている理由に「ダダ漏れ」があります。
撮影スタッフとの会話が平気で入るし、「マイク入ったまんま〜」という普通の放送事故ではありきたりの事が日常茶飯事になっています。
この雰囲気って、まさに「オープンソース」だと思います。
酔っぱらってても、毒づいても、私的に、残して行って、オープンにして行って・・・そして、それが仲間を増やして行く事になると思います。
アメリカに1ヶ月ほど行くので、物理的な協力はしにくくなりますが。これからも、よろしくお願いします!
| Katsuyuki "Katz" Ueno
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