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C+ drive (In Japanese/Kanji)

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Takeshi Kawano

未読、
1992/12/24 5:30:461992/12/24
To:
川野@松下電器です。

fj.rec.sfには初投稿です。(クロスポストのフォローは
ありましたが)
超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア
ニメなどに出てくる様々な航法の原理は、以下のようなものでいい
のでしょうか?違っているとしたら、正解はどんなものでしょうか?

また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
(ただし、制御可能&自力航行であることが条件)

------------------------------------------------------------

ワープドライブ:お馴染みの航法
船の進行方向の空間を折り畳んで突き進む。
いってしまえば強引なショートカット。

ハイパードライブ:絶対単位系が異なる超空間(高次空間)を爆進
する。たとえばc=3×10の10乗メートルの高次空間
を(その空間での)1/2光速で1年間進めば、通常空間
での50光年分を進むことが出来る。

オメガドライブ:船の存在確率を操作する。
A点からB点へ移動するには、船がA点に存在する確率を
減らし、かわりにB点に存在する確率を増やす究極の航法。
正確には「移動」とは言えないかもしれない。

デスドライブ:通常空間と一対一に対応する縮小された空間を移動
する。たとえば、1/10スケールの空間中を1パーセク
進めば、通常空間に戻った時には10パーセク進んでいる
ことになる。


あと、これらの初出はいつの誰の著作か、知っている方がいらっ
しゃいましたらお願いします。特に、ワープの考案者については是
非知りたいと思っています。

宜しくお願いします。
---------------------------------
♪白ヤギさんからお手紙ついた
♪黒ヤギさんたら読まずに食べた
------------------------------------------------------------------------
| かわのたけし@超LSIデバ研.半研センター.松下電器産業(株)
| ( 川野 威 )☆☆ tak...@vdrl.src.mei.co.jp ☆☆
| ☆☆ 06(906)4908 1992.12.24 19:28 JST ☆☆
------------------------------------------------------------------------

Shinji Kono

未読、
1992/12/24 20:06:391992/12/24
To:
河野@CSL.Sonyです。
In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> ,
tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes
> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?

1) 相対性理論を否定して光速以上を出す
で加速するためには
1.1) 無慣性航法 (レンズマンシリーズ)
(この都合の良い部分否定がなかなかいい)
1.2) 普通の加速 (スカイラーク)
2) タイムマシンを仮定する
2.1) 通常速度で目的地についた後、タイムマシンで過去に戻る
(あったような気もするけど、なかったような気もする...)
2.2) 通常速度で目的地に出発した後、出発点の人がタイムマシンで未来にいく
(終りなき戦い)
3) もともとあるワームホールを使う
(アンタレス突破、神の目の小さな塵)
4) 光より早い粒子を仮定して、それを使って物質伝送する
(中継ステーション)

あー、しかし、安直といえば安直だ。大体、相対性理論を認めると、どの
方法もほとんど同じだし。
---
Shinji Kono @ ko...@csl.sony.co.jp
Sony Computer Science Laboratory, Inc,Japan

Hiroyasu Kurose

未読、
1992/12/24 20:52:001992/12/24
To:
In article <1992Dec25.0...@nntp.csl.sony.co.jp>,

ko...@csl.sony.co.jp (Shinji Kono) says:
> 2) タイムマシンを仮定する
> 2.1) 通常速度で目的地についた後、タイムマシンで過去に戻る
> (あったような気もするけど、なかったような気もする...)

その昔ペリーローダンで「ES」が

通常の光速エンジンと時間の速度と等速度で過去へ遡るタイムマシンの併用

で事実上の無限大速度を実現した宇宙船を出してきましたね。
問題は宇宙船内で余分に時間がかかること。。。

ペリーローダンシリーズでは巻を重ねるにつれて航法の次元が上がり(笑)
それにつれて速くなって行きます。より詳しい人が蘊蓄をたれてくれるにちがいない。

ビールス船とか優先索の利用とかってどれくらいの速度でしたっけ?

くろせ

KIZU takashi

未読、
1992/12/24 22:50:311992/12/24
To:

こんにちは、木津@阪大です。

>>>>> In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp>, tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes:
川野さん> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?

>>>>> In article <1992Dec25.0...@nntp.csl.sony.co.jp>, ko...@csl.sony.co.jp (Shinji Kono) writes:
河野さん> 1) 相対性理論を否定して光速以上を出す
(中略)
河野さん> 4) 光より早い粒子を仮定して、それを使って物質伝送する

5) 膨張航法(ブロータードライブ)
船を形作っている素粒子の自転速度をあげて船体を膨張させる。船首が目的
地につくまで膨らんだら、船尾の方から収縮させて元のサイズに戻して目的地
に到着する。船は単に膨らんで縮んだだけなので相対論には抵触しない!?
(宇宙兵ブルース, ハリイ=ハリスン)

# もちろんギャグです。
--
木津 隆史@柏原研.情報工学科.基礎工学部.阪大 伊熊猫賞×4
ki...@ics.osaka-u.ac.jp
-- 「他の者は!」
-- 「はい!バルログ様の美しさはこの世界で唯一絶対のものにございます!!」(^_^;

naka...@cav2.crc.canon.co.jp

未読、
1992/12/24 21:59:551992/12/24
To:

フォローできる話題かな? なかにし@キヤノンです。

In article <1992Dec25.0...@nntp.csl.sony.co.jp>, ko...@csl.sony.co.jp (Shinji Kono) writes:

> 河野@CSL.Sonyです。
> In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> ,
> tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes
>> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
>

> 2) タイムマシンを仮定する


> 2.1) 通常速度で目的地についた後、タイムマシンで過去に戻る
> (あったような気もするけど、なかったような気もする...)

目的地についた後でなく,過去に戻りながら目的地に向かう,という
のなら記憶にありますが...。TERRAの工作員シリーズが確かそうだった
と思います。

あと,思いつくままに挙げてみると,

現実を否定する。(ワープの一種かな?)
スタータイドライジング にでてきました。

相似性を利用する。
小数点以下20桁以上の相似性が確立されるとエネルギー的に上位の
物質が下位の物質のほうへ瞬時に移動する。
(非Aの世界)

> あー、しかし、安直といえば安直だ。大体、相対性理論を認めると、どの
> 方法もほとんど同じだし。

確かに。
-----
中西 宏一郎 naka...@cav2.crc.canon.co.jp * /newsの海の/
* /深海魚/
@キヤノン(株)中央研究所 * ‾_‾==<

Wataru Kurata

未読、
1992/12/24 22:52:031992/12/24
To:

ローランドの 倉田わたる です。

In article <1992Dec25.0...@nntp.csl.sony.co.jp>


ko...@csl.sony.co.jp writes:
:> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
:
:1) 相対性理論を否定して光速以上を出す
: で加速するためには
: 1.1) 無慣性航法 (レンズマンシリーズ)
: (この都合の良い部分否定がなかなかいい)
: 1.2) 普通の加速 (スカイラーク)
:2) タイムマシンを仮定する
: 2.1) 通常速度で目的地についた後、タイムマシンで過去に戻る
: (あったような気もするけど、なかったような気もする...)
: 2.2) 通常速度で目的地に出発した後、出発点の人がタイムマシンで未来にいく
: (終りなき戦い)
:3) もともとあるワームホールを使う
: (アンタレス突破、神の目の小さな塵)
:4) 光より早い粒子を仮定して、それを使って物質伝送する
: (中継ステーション)

5) 宇宙船の周囲の空間の光速を伸長し、光速の限界内で光速を突破する
(石原藤夫「光世紀パトロール」)
6) 宇宙船を「虚体化」して、質量を消す
(荒巻義雄「神聖代」)

# 誰かがオーサライズせんと、連番がジャムるな。[;^J^]

--
# 眠りにおちる夢をみた.. 倉田わたる@Roland
kur...@roland.co.jp

Tukamoto Yoshihiro

未読、
1992/12/25 0:38:101992/12/25
To:
塚本@群大です。

> 2) タイムマシンを仮定する
> 2.1) 通常速度で目的地についた後、タイムマシンで過去に戻る
> (あったような気もするけど、なかったような気もする...)

コミックスならば佐藤元の作品にこんなのがあったような気がします。
確かオーファンとかいう主役メカが航時能力を持っていたはずです。
__
塚本 好広@群馬大学 情報工学専攻 修士1年 tuka...@cs.gunma-u.ac.jp

Kenji Hisadome

未読、
1992/12/24 22:50:371992/12/24
To:
久留@NTTです。

In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes:
> 超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア

> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?

X金属による超光速航法
 アインシュタインの理論は理論に過ぎない。今、超光速が出ている
 のは現実なんだよ! と開き直る。これこそ史上最強の超光速航法
 である。
 E・E・スミス スカイラーク・シリーズ

バーゲンホルム機関
 宇宙船の慣性を消してしまう。
 E・E・スミス レンズマン・シリーズ

カルナック航法
 実はローレンツ収縮の式の中には、未知の定数(カルナック定数)が
 含まれているので、宇宙船が光速に達しても質量は有限になる。
 荒巻義雄 『白壁の文字は夕陽に映える』収録の短編(題名忘れた)

白黒穴帆型
 マイクロブラックホールとマイクロホワイトホールの反応を使う。
 余分な運動量はあの世に持って行くので超光速が出せる。必要に
 応じて、真空をマイクロブラックホールとマイクロホワイトホール
 に分解する。
 石原藤夫 「ホワイトホール惑星」

名前は忘れた
 宇宙船の周囲の空間における光速を大きくする。
 石原藤夫 『光世紀パトロール』

スピンディジー
 どんな原理でしたっけ? 忘れちゃった。
 ジェイムズ・ブリッシュ 宇宙都市シリーズ

NTT伝送システム研究所  久留 賢治
hisa...@ntttsd.ntt.jp
フングルイ ムグルウナフー アジマシデオ ウラホロ ウガ=ナグル フタグン

Yuusuke ISHIDA

未読、
1992/12/25 3:38:221992/12/25
To:
石田祐介です. ちょっとだけ.

In article <Bzsqo...@ntttsd.ntt.jp>
hisa...@ntttsd.ntt.jp (Kenji Hisadome) writes:

>> スピンディジー
>>  どんな原理でしたっけ? 忘れちゃった。
>>  ジェイムズ・ブリッシュ 宇宙都市シリーズ

(電磁気的な??)フィールドで{宇宙船|都市}をおおって,
そのなかは別の空間になるとかじゃなかったっけ??
で, 別の空間だから, 相対論は関係ないとか...

%% 「宇宙零年」のどこかで, 数式遊びをしていたな...
--
石田祐介
(ishida-yuusuke systems&communications-lab. fuji-xerox)

Tatsuro Yoshioka

未読、
1992/12/25 4:00:181992/12/25
To:
吉岡@リコーです。

>> 超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア
>> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?

星野之宣の2001夜物語にマイクロブラックホール航法ってのが
ありましたね。マイクロブラックホールで空間をゆがめて、そこに
落っこちるってやつ!?

あと、コプラッサージャンプってのもあったような、
「終りなき戦い」だったかな?「暗殺者の惑星」だったかな?
忘れてしまいました。すみません。内容は忘れました。

#全くフォローになってなくてすいません。_o_


--
<. yosh...@iod.ricoh.co.jp .>

Fujisawa

未読、
1992/12/25 5:19:441992/12/25
To:

藤澤@名大SF研です。

ステルス航法
観測していなければ光速を越えようがなにしようか関係がないので、
光速を越えている間は乗組員は目隠しをする航法。

信念航法
相対性理論なんて存在しないと念じてとぶ航法。

どちらも「ギャラクシー・トリッパー美葉」山本弘です。ほとんどチャチャですね。

ところでC+航法は人間が有限の寿命しか持ってないから必要なわけで、無限の寿命
をもつ「ジェイムスン教授シリーズ」では全く気にしていないみたいですね。

--

△▽▽
▽△▲△ 藤澤邦匡(ふじさわ くにまさ) 名古屋大学.情報.稲垣研.4年
¥__/ fuji...@inagaki.nuie.nagoya-u.ac.jp
¥/

Endo Hideyuki

未読、
1992/12/25 5:58:491992/12/25
To:
こんにちは えんだう@電通大です

In article <YOSHIOKA.92...@lejeune.iod.ricoh.co.jp> yosh...@iod.ricoh.co.jp (Tatsuro Yoshioka) writes:

>星野之宣の2001夜物語にマイクロブラックホール航法ってのが
>ありましたね。マイクロブラックホールで空間をゆがめて、そこに
>落っこちるってやつ!?

<シャピアロン>号の駆動装置も同じですよね。
複数のマイクロブラックホール(高密度物質でも良い)をリングの中で高速回転
させて、発生する重力波を$a$2D$,3$3d$tして90度向きを変えて、はてしな
く落っこちて行くと云うやつでしたっけ?

>あと、コプラッサージャンプってのもあったような、
>「終りなき戦い」だったかな?「暗殺者の惑星」だったかな?
>忘れてしまいました。すみません。内容は忘れました。

コラプサー・ジャンプ(collapsar jump)ですね。『終りなき戦い』です。

コラプサーとは、縮退星っつーか、よーするにブラックホールのことで、これ
は『ワーム・ホール』に含まれるんじゃないですか?

この時代にはまだ「ブラックホール」と云うマスコミが作ったコトバが市民権
を得ていなかったからこの名前使ったのかなぁ? 特色つけようとしてこの名
前使ったのかなあ?

ではでは

--
--------
遠藤英幸 電気通信大学 情報工学科 有山・青柳研究室
Department of Computer Science / The University of Electro-Communications
end...@cs.uec.ac.jp

Yutaka Furuta

未読、
1992/12/25 7:00:001992/12/25
To:
 こういう話題には当然沢山フォローがあるでしょうが…
 他の人のフォローと重複するのを承知で書いてしまいます。

In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes:
>

> 超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア
>ニメなどに出てくる様々な航法の原理は、以下のようなものでいい
>のでしょうか?違っているとしたら、正解はどんなものでしょうか?
>
> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
>(ただし、制御可能&自力航行であることが条件)

 はい、一杯あります。数え切れません。(^_^;)

>ワープドライブ:お馴染みの航法
> 船の進行方向の空間を折り畳んで突き進む。
> いってしまえば強引なショートカット。

 ワープには他にもあって、Star Trek のワープは船体を亜空間で
包み、通常空間から切り離す事によって相対論の制約から逃れる、
という原理です。リニアな加速が得られます。

>ハイパードライブ:絶対単位系が異なる超空間(高次空間)を爆進
> する。たとえばc=3×10の10乗メートルの高次空間
> を(その空間での)1/2光速で1年間進めば、通常空間
> での50光年分を進むことが出来る。

 エスケープ・ドライヴ(正式名称『第二段階超光速推進』だっけ?)
という名称の同様な航法もあります。
(ソルジャー・クイーン・シリーズ ソノラマ文庫)
 ハイパー・ドライヴというのは、どちらかというと超光速推進法
一般の総称に使われる事が多いような気がします。

 他にも、

振動ドライヴ:超高周波によってエーテル(!)を振動させ、推進
する。人体や精密機械は保護フィールドが必要。
(キャプテン・フューチャー・シリーズ ハヤカワ文庫SF)

マンシェン駆動系:超空間に転移し、時間を遡りながら推進する。
駆動中に船の質量が変化すると元の空間に戻れない。
(銀河辺境シリーズ ハヤカワ文庫SF)

バーゲンホルム駆動:物体の慣性質量を零にする。重力質量は零に
ならないので、きっと駆動開始と同時に最寄りの重力場に
光速で突っ込む事だろう。(^_^;)
(レンズマン・シリーズ 創元推理文庫SF)

オルダースン航法:別名クレイジー・エディ・ジャンプ。
原理不明ながら星系内の特定点から他の星系内へジャンプ
が可能。ジャンプポイントが赤色巨星内だったりもするが。
(『神の目の小さな塵』 創元推理文庫SF)

フィリップス駆動:物体をエネルギーにしてK空間に送り込んで、
目的地で再構成。

消去機関(バニシング・ドライヴ):磁気単極子を封入したコイル
に高周波をかけ、高速で振動させて空間のゆがみをつくり
超空間に突入。暴走すると『穴』ができたり人面魚を生み
出したり結構危ない機関である。
(『銀河乞食軍団』 ハヤカワ文庫JA)

ヒーチー・ドライヴ:ヒーチー人の残した機関。物体の質量を零に
するため、光速に達しても無限大にならない。
(『ゲイトウェイ』 ハヤカワ文庫SF)

ハイパースペース・フォールド・ジャンプ:恒星の質量で折り曲げ
られ、畳まれた高次空間の端から反対側にジャンプする。
(『アンタレスの夜明け』 ハヤカワ文庫SF)

コラプサー・ジャンプ:回転するブラックホールに突っ込む。
すると他のブラックホールから出てくる。
(『終りなき戦い』 ハヤカワ文庫SF)

白黒穴帆式推進:真空からマイクロ・ブラックホールとマイクロ・
ホワイトホールを対発生させて集め、それを対消滅させて
推進。理論的に光速の1.8倍まで出る。
別名アグネス・ラム・ジェット。
(『ブラックホール惑星』 ハヤカワ文庫JA)

光速伸長航法:強力な磁場で周囲の空間の性質を変化させ、光速を
大きくする。肩凝りに効くかも。(^_^;)
(『光世紀パトロール』 徳間文庫)

リニア航法:リニア空間(半空間)に入り、光速の制約を逃れる。
4.5 次元とか出てきたけど、フラクタルとは関係ない様だ。
(ペリー・ローダン・シリーズ ハヤカワ文庫SF)

反加速推進:物体の運動エネルギーを電子の回転速度に変換する事
で加速・停止が自由自在。どうやって光速を越えるのかは
よくわからない。
(『宇宙船ビーグル号』 ハヤカワ文庫SF)

スピンディジー:ディラック方程式から導かれたロック誘導式なる
ものを原理とする。(よくわからない)
正式名称は「ディロン=ワゴナー双重力子発生機」(記憶
が正しければ)
超光速駆動・人工重力・シールドを兼ねるお徳な駆動系。
宇宙の中心で使うと宇宙を壊せる。(^_^;)
(宇宙都市シリーズ ハヤカワ文庫SF)

平面航法:平面空間という一種の超空間に突入する駆動。
平面空間には竜が出るので、ピンライターとパートナーの
搭乗が必須。
(『鼠と竜のゲーム』 ハヤカワ文庫SF)

チェレンコフ推進:詳細不明。原理の説明は全くなし。
チェレンコフ放射光と関係ある?
(『宇宙の戦士』 ハヤカワ文庫SF)

スターゲイト:人工的に回転したマイクロブラックホールをつくり、
ジャンプゲートにする。
(ビッグ・ウォーズ 徳間書房)

第二量子域超空間駆動:分速1光年の高速を誇るが駆動系があまり
にも巨大なのが欠点。(ゼネプロ製四号船殻ほぼ一杯)
(ノウンスペース・シリーズ ハヤカワ文庫SF)

などがあります。(仕事の合間に2~3分づつ書き飛ばしているの
で、間違い・不備・不揃い等御容赦を。)

 この他にも、船首と船尾にある転送機で宇宙船自身を次々と転送
し続ける機関、落ち込んだパイロットが船ごと超空間に落ち込む奴、
相対論を破っている所を観測しないように総員目隠しをして光速を
こっそり越える(^_^;)方法、など色々あります。

>あー、しかし、安直といえば安直だ。大体、相対性理論を認めると、どの
>方法もほとんど同じだし。

 こういう所の個性を面白く思わない人にとってはそうでしょうね。


古田(裕)@株式会社クボタ
yut...@kubota.co.jp

Maekawa Takahiro

未読、
1992/12/25 8:13:071992/12/25
To:
前川@ODGです。
このNGには、私も初ポストです。

In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes:

>川野@松下電器です。
> fj.rec.sfには初投稿です。(クロスポストのフォローは
>ありましたが)
> 超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア

> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
>(ただし、制御可能&自力航行であることが条件)

>ワープドライブ:お馴染みの航法
>ハイパードライブ:絶対単位系が異なる超空間(高次空間)を爆進

>オメガドライブ:船の存在確率を操作する。

>デスドライブ:通常空間と一対一に対応する縮小された空間を移動

すみません。なにぶん昔の事なので、本の題名とか作者とかを
忘れてしまいました。もし、知っている方がいらっしゃたら
フォローをお願いします。
ずいぶん、昔に読んだSF小説(3部作)で、確かソ連の作家だと
思いますが。(早川か創原推理だったような)

空間消去ドライブ(?):宇宙船の前方の空間を消去することで、
前方に進む(^_^;)。消去された空間は変換器で
物質(埃)に変換されて、後方に捨てられる(^_^;)。
そういうわけで、宇宙船が通った後には延々と
ほこりの航跡が・・・(^_^;)。
敵宇宙船の破壊兵器としても使っていたと思います。

ギャグではないです。シリアスな(その頃のソ連らしい)小説でした。
テラフォーミングする巨大な自走式自動機械が出ていました。

もう一つ、早川から出版されていたシリーズ(5部作)で、確か宇宙船の
名前が、コロンブスと呼ばれていたと思います。これも大昔。
カバーの表紙がペリー・ローダンの表紙を書いていらっしゃる方(すみま
せん名前を忘れました)でした。

プロジェクションドライブ:宇宙船の映像(というか完全コピー)を前方へ
投射する。そして投射された宇宙船がさらに
前方へコピーを投射する。これを連続的に
繰り返して光速を越える(^_^;)。

勿論、そのころは遷移(^_^)ジャンプの頃でした(注 Perry Rodan)。
「ミスター・スコット、ワープ1で前進」(TV再放送 ^_^;)だったり、
ワープ航行に危険が伴ったり(注 ヤマト ^_^;)した時代でした。
その中で異彩を放っていた(大げさか ^_^)ワープ航法だった事を
覚えています。

----
前川 孝裕 オムロン・データゼネラル 株式会社

Kenichi Okuyama

未読、
1992/12/28 8:24:221992/12/28
To:
In article <1992Dec25.1...@kubotaj.tt.kubota.co.jp> yut...@nekobus.tt.kubota.co.jp (Yutaka Furuta) writes:
> こういう話題には当然沢山フォローがあるでしょうが…

私も、すでにでているかもしれませんが…

確か『E.E スミス』の作品で『レンズマン』じゃない方に

『単に普通に加速しても超高速がでちゃう』

ってのありませんでしたっけ?
#『いやでも相対論が…』
#『でも現に光速以上でているよ』
#って感じの有名なセリフがあったような…。
--
奥山 健一@東京基礎研究所.日本IBM(株)
%DQ IV は恐い。血で血を洗っている。

Hirofumi Tamori

未読、
1992/12/28 20:17:001992/12/28
To:
In article <OKUYAMA.92...@lavender.trl.ibm.co.jp> oku...@trl.ibm.co.jp (Kenichi Okuyama) writes:

|確か『E.E スミス』の作品で『レンズマン』じゃない方に
|

| 『単に普通に加速しても超光速がでちゃう』
|
|ってのありませんでしたっけ?

これは『スカイラークシリーズ』ですね。物質Xを触媒にして銅を燃料に
飛ぶまんまる宇宙船。ジュブナイル版でしかまともに読んでいないのですが。

|#『いやでも相対論が…』
|#『でも現に光速以上でているよ』

たしか『相対論は理論に過ぎない。しかしこれは観測された事実なんだ。』
じゃなかったかな?

#目標セットしたものを永久にトレースできる「対物コンパス」ってのがよか
った。

田守@Sony

ichi...@rikvax.riken.go.jp

未読、
1993/01/03 12:43:101993/01/03
To:
In article <1992Dec25.0...@nntp.csl.sony.co.jp>,
ko...@csl.sony.co.jp (Shinji Kono) writes:
>河野@CSL.Sonyです。
>In article <BzrEJ...@vdrl.src.mei.co.jp> ,
> tak...@vdrl.src.mei.co.jp (Takeshi Kawano) writes
>> 超光速(C+)航法についてなんですけど、SF小説や漫画、ア
>>ニメなどに出てくる様々な航法の原理は、以下のようなものでいい
>>のでしょうか?違っているとしたら、正解はどんなものでしょうか?
>>
>> また、これらの他にも私の知らない航法が存在するのでしょうか?
>
>3) もともとあるワームホールを使う
> (アンタレス突破、神の目の小さな塵)

このワームホールを使った航法に関してSFだけでは飽き足りない人は

"Wormholes in spacetime and their use for interstellar travel"
M.S. Morris and Kip S. Thorne : Am. J. Phys., 56(5) , May 1988 p395

の解説の論文(れっきとした物理の論文です)をお勧めします。この論文で
は一般相対論の厳密な解に基づいて,この可能性について肯定的に議論され
ています。ちなみに著者の内の一人の Kip S. Thorneは,あの有名な一般相
対論と宇宙論の分厚い教科書 "Gravitaion"の3人の著者のうちの一人です。

>2) タイムマシンを仮定する

タイムマシンについて,SFだけでは飽き足りない人は,たとえば

"An Obstacle to Bulding a Time Machine"
S.M.Carroll et al., Phys. Rev. Lett. 68 (1992) 263

"Closed Timelike Curves Produced by Pairs os Moving Cosmis Strings"
J.R. Gott,III, Phys. Rev. Lett. 66 (1991) 1126

"Wormwhoes, Time Machines, and the Weak Energy Condition"
M.S.Morris, Kip S. Thorne, et al. , Phys. Rev. Lett. 61 (1988) 1446

などをお勧めします。(ちなみに Phys. Rev. Lett.は物理学会では一番権威
のあるとされている専門雑誌のうちの一つです。) これらの論文でタイムマ
シンの可能性についていろいろと議論されています。1988年に MOrris,
Thorne達の論文がでて以来,これに関して多くの専門の物理学者による論文
がでています。

一般相対論の枠内だけだと,ワームホールを使っての(超光速)航法とか
タイムマシンは原理的には可能だと思われています。(一般相対論にその
ような時空の厳密解が存在します。 例えば Morris達の先の論文をご参照
ください。)

しかし量子論まで含めると専門の物理学者の間でも意見が別れているのが
現状で,たとえばあのホーキングなどは COP (Causual Ordering Postulate,
因果的順序仮説)を仮定して,それらの実現に対しては否定的です。いずれ
は決着がつくと思いますが,現状ではそれらについて賛否両論があり, まだ
決着がついていないところです。

では,では,

理化学研究所 放射線研究室/加速器研究施設
市原 卓 Ichi...@rikvax.riken.go.jp

Takashi Yoshimi

未読、
1993/01/03 22:31:411993/01/03
To:
吉見@電総研です。

えと、ぼくのも記憶にしか頼れないのですが、昔、銀背ででていた、タイ
トルは「大爆発」(アンダーソン、かな?)という作品には、町の発明家が作っ
た浮上装置の電圧をあげていくと、浮上高さが3センチから突然∞になるのが
あったと思います。原理は不明だったような。。

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吉見 隆(よしみ たかし)0x21歳 妻1人(1959.Jun.19) yos...@etl.go.jp
[所属]電子技術総合研究所知能システム部視覚情報研究室[仕事]コンピュータビジョン,
[好]美和ちゃん,SF,漫画,車,バイク,ばか話,ゲーム,映画,ビデオ,テニス,スキー,
銀玉鉄砲,AlanParsonsProject,刀根麻理子[嫌]たばこ(のみ,会社,広告,etc.),mohta

619
 ~ Copyright 1988-1992 Takashi YOSHIMI

Takehira Masanori

未読、
1993/01/13 6:00:101993/01/13
To:

竹平@富士通厚木研究所です。

植村@東芝さんwrote:
In article <UEMURA.92D...@kmk006001.eis.komukai.toshiba.CO.JP> uem...@eis.komukai.toshiba.CO.JP (eki Uemura Mituru) writes:

]  ワープ航法とおなじように空間を折り畳んで
] 空間を幾重にも折り畳んで突っきるというリープ航法というのが
] 旧作のテッカマンででてきたと記憶しています.
] #『折り畳みのヒダの数が多いと人体に有害であり,
] #地球の技術では人体に無害なレベルにできない状態であった.
] #しかし,敵側(名称が思い出せん!)は十分少ないヒダにすることができる.』
] #という設定だったように記憶しています.
] #間違っていたらすみません.

もしかして、これは脳髄にそっくりのエンジン(?)のエンジンを敵がつかっ
ていて、という話しではなかったですか?

#無意味なフォローですみません。
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Takehira Masanori | e-mail:take...@flab.fujitsu.co.jp
| NIFTY:GDC01757 CompuServe:101032,1757
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--------- Duck and Cover !!!! -------------------------------

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