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■3月某日 沖縄の今後100年間の方向性を決定づける普天間基地の移設問題で、民主党政権が揺れに揺れている。いや、揺れているのは一部の関係閣僚だけで、米国側の恫喝にオロオロしているだけなのだ。その米国を背後からサポートし,沖縄の将来を踏みにじるようなスパイ行為をやっているのが、霞ヶ関の防衛省や外務省の売国官僚たちだ。その売国官僚たちに洗脳されて米国との間でいまだに普天間の沖縄県内移設を画策している平野官房長官、北沢防衛大臣、そして沖縄選出の国民新党・下地幹郎議員らが「A級戦犯」だ。
平野官房長官と北沢防衛大臣は、米国・ルース駐日大使と都内のホテルで会談し、普天間の辺野古沖埋め立てによる新基地建設は困難になったと報告し、代替案としてキャンプ・シュワブ陸上案と原子力潜水艦の寄港で知られるホワイトビーチと津堅島の間を埋めたててる案を提起したのだという。また、野暮な埋め立てかよ(苦笑)。利益誘導しているのは、いったいどこの誰なのか、地元メディアは徹底取材して県民にその正体を情報公開すべきである。おそらく、防衛省が裏で画策した案に決まっている。この案となれば、厖大な建設費、長期にわたる環境アセスも必要になり、実質的には不可能な計画である。勘ぐれば、政府はすでにキャンプ・シュワブ陸上案に決めており、目くらまし戦法で出した案の可能性も強いのではないか。政府はいろいろ努力しているんだ!というアリバイづくりといってもいい。
しかし、何で米国のグアム統合計画にサイパンやテニアンで米軍基地の補助機能を持たせるという画期的な案がダメなのか教えてくれ!北マリアナの知事はウエルカムを公言しているのだから、ノープロブレムではないか。米国がイエスといわないからか?思いやり予算を手放したくないと言う米国の代弁者なのか?だが,そんなバカな話があるものか。外交交渉は植民地でない限り、対等が原則、基本である。日本は普天間の県外移設を主張してきた民主党と政権交代したのだよ!これまで、米国のいいなり,対米追従一辺倒で沖縄に犠牲を押し付けてきた自民党と霞ヶ関官僚支配は終わったんだから、新しい形での対米交渉をつくるのは当然の話ではないか。民主党の平野官房長官も北沢防衛大臣も、国民新党の下地幹郎議員も亀井静香も頭が可笑しくないかい。
亀井さん、また俺を訴えるかい、どうよ(苦笑)。
サイパンー羽田経由で沖縄にやってきた早大理工学部の名誉教授・大槻義彦氏もはっきり言っていたぞ!大槻氏は毎年サイパンに長期滞在してゴルフにいそしむ悠々自適の身だが、単なる理系・学者馬鹿ではなく現実政治もよく見ている人だ。その大槻氏は「何で、サイパン、テニアンが歓迎しているのに、民主党も日本政府も普天間基地移先としてマジメに交渉しないのか」と怒っていたぞ。当たり前田のクラッカーではないか(古いね、追悼・藤田まこと)。大槻氏は、毎年、サイパンに長期滞在して、サイパンの事情にも詳しいし、サイパンの政府筋とも人脈があるのだから、鳩山総理はもっと普天間問題で情報収集で動くべきではないのか。アホの閣僚に任せないで。でないと、沖縄県民はほんとに暴発するし、参議院選挙も絶対負けるよ!社民党の福島瑞穂党首も、国民新党と喧嘩すべきだし、普天間が県内移設なら連立政権離脱を断行すべきである。村山富市の二の舞はゴメンだよ、知り合いでもある福島瑞穂だから、強く提言しておきたい!